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麦茶へのこだわり

美味しい麦茶を作るために

先々代から受け継がれてきた製法を守っています。
大量生産には向かない“砂釜焙煎”は釜の温度と麦の投入量を調整しながら焙煎している為、
受け継がれてきた職人技が要求されます。
砂釜で麦を強火で煎ることができるため、絶妙な煎りむらによって
麦茶本来の甘みと苦味、香りを同時に引き出すことが当社の“こだわり”。

焙煎について

焙煎とは、収穫・乾燥・調整を終えた生の麦を熱によって煎る作業です。
焙煎前の麦にはそれほど強い香りはありませんが、焙煎によって麦に含まれる成分が化学反応を起こし、麦茶特有の香り、苦みといった味わいが生まれます。

麦茶のメーカーはそれぞれ工夫し、さまざまな焙煎方法で生産ラインを造り麦茶を製造していますが、この焙煎工程こそが、麦茶の味を決める、最も重要な工程となります。

なぜ石窯なのか

川原製粉所の焙煎釜は、昔ながらのレンガ造りの石窯です。
おいしいピザを出してくれるイタリアンに行くと、必ずと言っていいほど石窯で焼き上げていると思います。
これは、レンガから出る遠赤外線による「輻射」熱の効果で、表面をカリッと焼き上げ、内部の水分の不要な蒸発を防ぎじっくり熱が通ることによって、ピザがおいしくなるのです。

大手メーカーの主流は熱風焙煎です。
高温の熱風を送ることで焙煎時間を短縮し、効率的に均一な製品を大量生産ができる焙煎方法です。
熱風での焙煎は、伝熱の原理でいうところの「対流」方式となり、熱せられた空気と大麦表面の直接の熱のやり取りによって焙煎されます。
これは、麦の表面だけが焼け、中まで火が通りにくい焙煎方法とも言えます。

川原の石窯は、カマボコ型に組まれたレンガによる窯の蓄熱・遠赤外線効果と、さらに熱媒体として熱した砂が窯の内部を循環していて砂の中に大麦を通すことによって麦茶を焙煎しています。
砂も鉱物ですので遠赤外線を発し、石焼き芋の原理と同じ効果が期待できる仕組みです。

遠赤外線はこれまで対象を中から温めると言われていましたが、実はこれは間違いで、遠赤外線自体は表面0.2mm程度までしか届かず、吸収されてしまいます。
しかし、遠赤外線による「輻射」熱は、熱エネルギーが長く持続し、次々に対象物の内部へと伝わるため、他の焙煎方法より深い部分への熱の伝わりが早いのです。

つまり、窯全体を覆ったレンガと、熱せられた砂による二重の遠赤外線効果で中までじっくり火を通すことができ、さらに、窯の温度と麦の投入量を熟練の職人技で調節することによって、香り高い川原製粉所の麦茶ができるのです。
熱風を使用しないので、香りの減少もありません。

窯には、重油直火バーナーを使用しています。火の噴射口は、今では製造しているメーカーが少なく、予備のバーナーを探すのに大変苦労しました。
日本橋の老舗佃煮屋さんの工場を拝見したとき、偶然にも全く同じバーナーを使用しており、お互いに嬉しくなって、バーナーの話で盛り上がってしまったなんていうこともありました。

麦茶を焙煎すると、煙と共に焙煎した大麦の皮の粉(コーヒーでいうところのチャフ)が舞います。
このチャフは、煙突内に堆積すると燃えて火事になってしまいますので、焙煎後の煙をバーナーで燃やし、さらに水を通すことによってチャフの堆積をを防ぎ、周囲へのにおい等の環境にも配慮しています。

川原製粉所が考える本物とは「苦みとかすかな甘みが複雑に入り組んだ奥深い味わい麦茶」

麦茶の味の決め手は 原料と焙煎方法

原料は100%国産・無添加です。
麦の産地によって、麦ひとつぶひとつぶの容積に偏りがあります。
煎ったときの火の通り具合が素材の風味を左右してしまうため、
川原製粉所では長年のノウハウで、素材が活きるように温度や時間を調整して
お客様に“本物”をお届けしています。

製品紹介

麦茶の歴史